日本人男性の約80パーセントが包茎となっており、昨今では数多くの方が包茎手術を受けられています。中国や韓国、イギリスなどでは生後間もないころに割愛をなされるため、その影響で包茎の方はほとんどいません。日本ではその文化がないので、必然的に多い割合となります。以前は包茎手術というと、メスを使用した外科的な処置でした。

これにより必ず医療施設で入院を余儀なくされるため、気軽におこなえるものではなかったといえるでしょう。昨今では医学技術は日進月歩で進化を遂げており、毎年のように新しい医療機器が誕生しています。包茎手術に用いる専用の機器も登場しており、これを用いることで短時間で処置を実現することが可能です。ここで簡単に、その現代医学の技術を用いた包茎手術の概要をご紹介していきましょう。

2000年頃に国内の医療機器開発メーカーが販売を開始したもので、高出力のレーザーを照射することが可能です。おもに胃・大腸がんなどの切除の際に使用をする目的のものでしたが、専用アダプターに付け替えることで包茎の処置にも対応できるものです。このマシンを使用すれば、表面の皮のみを取り除くことが可能になります。以前はメスで傷を入れてから取り除いていたので、縫合をしなくてはいけませんでした。

ところがレーザーだとその必要もなく、一切出血もしません。これにより包茎手術は日帰り手術で対応できるようになって、多くの方が受けられる環境が整ったわけです。

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